「パーム油」の原料となるアブラヤシ農園の拡大により、
2015年にはボルネオ島の熱帯雨林の面積はかつての約3分の1まで減少したと言われています。
このままの減少が続きますと、地球環境悪化や動植物の絶滅への重大な要因となってしまいます。
1995年よりサラワク州政府の要請を受け、
日本マレーシア協会は約30年間ボルネオ島サラワク州において
熱帯雨林再生のための植林活動を現地住民の協力を得ながら行い、
現在までに約95万本の苗木の植林を行いました。

マレーシア・サラワク州政府との協力。

1995年よりボルネオ島・サラワク州で熱帯雨林再生の植林活動を行っていますが、現地サラワク州政府及び関係機関との良好な協力関係なしには到底成り立ち得ません。
2019年には植林活動に関してサラワク州政府と協力協定を締結し、2024年には日本マレーシア協会の有村治子副会長らがサラワク州首相へ表敬訪問しました。

マングローブ林を保全する。

マングローブが果たす役割は「大波からの緩衝機能」「生物の宝庫」「炭素の蓄積」など多彩ですが、過剰な伐採や開発により世界中でマングローブ林が減少の一途を辿っています。マングローブ林を保全することは、人々の暮らしとたくさんの生物を保全することに繋がります。

森を守れば森が、砂漠化を防げばその大地が、自然災害を最小限に食い止めてくれます。
植林で蘇ったマングローブの森が、津波やスーパー台風から何万人もの命を守りました。
過度の伐採や採掘を止め生態系を守ることは、人の営みを守ること。

日本とマレーシアが手を取り合い、文化・教育・環境など
多彩な分野で交流を深めながら、より良い未来を築いていく。
私たちは、相互理解を促進するさまざまなプログラムを通じて、
人と人、地域と地域をつなぎ、新たな可能性を生み出します。

国を超えた出会いが、新たなつながりを生み出す。
文化や価値観を共有し、学び合うことで、互いの理解が深まり、信頼が築かれていきます。
日本とマレーシアの多様な交流を通じて、人と人がつながり、共に支え合う関係を育んでいきます。

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About日本マレーシア協会とは

日本マレーシア協会は、日本とマレーシアの友好関係を深め、
相互理解と協力を促進することを目的に活動しています。
文化交流や親善活動、環境保全プロジェクトを通じて、
両国の架け橋となることを目指しています。

特に、マレーシアの熱帯雨林再生や
地域社会の支援活動に力を入れ、
持続可能な未来の実現に貢献しています。
私たちは、多様な人々がつながり、
共に成長できる場を提供し、
日本とマレーシアのさらなる発展を支えます。

Japan Malaysia Association
Japan Malaysia Association

Project活動紹介

日本マレーシア協会は、日本とマレーシアの友好促進を目的に、
多彩な事業を展開しています。
文化・経済交流の推進、環境保全活動、
さまざまな分野で両国の架け橋となる取り組みを行っています。
人と人、地域と地域をつなぎ、持続可能な未来の実現に貢献していきます。

Rainforest Restration熱帯雨林再生活動

日本マレーシア協会では、1995年より、企業・団体・個人からのご協力を得て、マレーシア・ボルネオ島サラワク州において熱帯雨林再生のための植林活動を行っています。伐採によって劣化した二次林におけるフタバガキ科等在来種の植林を主とした低地熱帯雨林の植生回復と、2017年からはマレーシア半島部クダ州及びペナン州においてマングローブ林再生活動による湿地林保全も行っています。

熱帯雨林再生活動

Overseas Dispatch海外派遣研修活動その他

NGO・関係機関等での活動体験及び訪問、関係者との質疑・意見交換、訪問時の研修生間の討議等を通じ、国際環境協力の必要性・意義・実利・異文化理解及び国際環境協力の実施のための基礎的手法を学ぶことにより、NGOによる国際環境協力についての理解や参加意欲を高めることを目的とした活動を行っています。

海外派遣研修活動

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